引越し時の鍵トラブル

先日友人家族の引っ越しを手伝った時の話です。 友人家族が実家を取り壊して新しい家を建てるということで、近くのマンスリーマンションに親御さんが引っ越すことになりました。引っ越し作業は問題なく完了し、部屋の入り口のドアの鍵を閉めて帰ろうとしたところなかなか友人がドアの前から動きません。どうしたの?と聞くと鍵が閉まらないとのことでした。いやいや鍵が閉まらないのはどういうことだと思った私が友人に事情を聞くと、そのマンションの鍵はよくある差し込んで捻るタイプのものではなく、ホテルのカードキーのような鍵でした。開錠する際も施錠する際もドアの鍵部に取り付けられている機械にカードキーをタッチするという仕様のものでした。しかし、いくらカードキーをタッチしても施錠されず、挙句の果てにはドアが開いている間中ずっとアラーム音が鳴り響いていました。ネットで取扱説明書などがあればリセットしてみるなりできたのですが、ネット上にも部屋の中にも取扱説明書はありませんでした。自社物件なのか、マンションのすぐ隣の建物が管理会社の事務所で、状況説明をすると担当の方に来ていただきました。週末で休みかと思いましたが、引っ越しシーズンということで運良く営業中で対応してくれるとのことでした。作業服を着た設備担当に見える方が鍵を確認しましたが、鍵は閉まらずもしかすると機械の電池切れかもしれないと説明を受けました。大きな故障ではなくただの電池切れかと友人と安心したのですが、担当の方は電池は持ってきていないので事務所に取りに行くとのことでした。結果として電池の交換で鍵は正常に作動し無事に引っ越しを終えることができました。鍵のトラブルは防犯の観点からも大きな問題になりますし、管理会社に問い合わせをして無事に解決できたので良かったのですが、こちらとしては事務所に行った際に事前に状況を説明していますし、ある程度工具や電池などは準備してから現場に来ていただきたかったです。初めに作業服姿の担当の方がこちらに同行してくれた時は手ぶらでした。そもそも入居の前に電池の交換くらいはしていて欲しかったです。

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