朝、仕事に出かけようと思い、いつも玄関に置いてある鍵がないことに気付きました。家中探し回ったのですが、鍵は一向に見つからず、どうしたものかと考え始めました。

確かに昨日は鍵を使って家に入ったはずで、こんな時に限ってスペアキーもどこに置いたのかわかりません。さすがに鍵を開けたまま、家を出るわけにも行きません。そこで「管理会社に電話して鍵をもらおう」と電話したのですが、タイミング良くお休みしており、途方に暮れてしまいました。

仕方なしに鍵を取り替えてしまおうと思い、スマホで鍵屋を探すと近くに鍵屋があることがわかり、すぐに連絡して来てもらうことにしました。会社には、事情を話し、少し遅れることを伝えました。10分程度で来た鍵屋のスタッフは、鍵の交換に丁寧に分かりやすく「料金説明」をしてくれました。こちらは急いでいるため、「そんなことはいいから、早く鍵を替えてくれ」と怒りそうになりました。

料金説明も終わり、鍵の交換の作業に取り掛かりました。まだ朝も早かったため、あまり近所に迷惑がかからないように静かに作業してもらいました。鍵の交換自体は30分もかからないくらいで終わりました。スタッフが「作業終わりました」と言われた時には、思わず「早っ！」と言ってしまいました。

無事鍵の交換して新しい鍵を手に入れ、家を戸締まりすることができました。しかし、仕事に行く途中に仕事の書類を見ようとカバンを漁っていると、そこから鍵が出てきました。一瞬息ができなくなるほどビックリしました。なぜか、いつもと違う行動をしてしまい、カバンに鍵を入れてしまったのでしょう。今では、鍵をいつものところに置いたかどうかをちゃんと寝る前に確認するようになりました。