鍵の紛失で家に入れず公園の水を飲む

私の鍵のトラブルは家の玄関の鍵をなくしてしまったことです。

当時私は小学生で学校から下校しても親が仕事で家にいないため、家の鍵を持っていました。
大体ズボンのポケットに入れているので、その時もズボンのポケットから家の鍵を出そうとしたのですが、鍵がなかったのです。

私はとても焦りました。なぜなら私が学校から帰ってくるのは16時頃、親が仕事から帰ってくるのは17時頃で1時間も時間が空いていたのです。
私はランドセルの中やジャンパーのポケットなどくまなく探したのですが、まったく見当たりません。

当時季節は冬でとても寒かったので、とにかく暖のとれるところに行こうと家の前の公園の屋根のある部分に駆け込みました。
そこからいろいろと考えたのですが、実家の近くに祖母の家があるので親が帰ってくるまで祖母の家にいようと考えました。
しかし運の悪いことに祖母はどこかへ出かけておりインターホンを鳴らしても出てきませんでした。

もう一度公園に帰り暖をとっていたのですが、喉が渇いてきたので公園の水を飲むことにしました。
そこの公園は通称「水の公園」と呼ばれており、とても水が綺麗で飲んでも一切の害がないことで有名でした。
私はこの日以上にこの公園の水に感謝したことはありません。

なんとか1時間家の前の公園で耐え凌ぎ、親が帰ってきたのですぐさま家のこたつと石油ストーブの電源をつけました。
親には叱られましたが、次の日学校に行くと私の机の引き出しに家の鍵が入っていました。
おそらく体育の授業があり、着替えの際になんらかのタイミングで鍵を引き出しに入れてしまったいたのです。

一連の流れをまとめると、鍵をなくして1時間公園で過ごし、結局鍵は学校に机の引き出しにあったということになります。
それ以来自分が席を離れるときは一時忘れ物がないか確認するくせがつきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。